キャンディ姫路全力他己紹介インタビュー8人目〜命の証明〜
コツコツと人数を重ね、、なんとか8人目までたどり着きましたよ。
8人目も姫路勢!勝手知ったるなんとやらで盛り上がりそうですね!
主役はこの男!!
森本祐樹!!
それではいってみましょーー!!
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- プロフィール、喜怒哀楽、hideの部屋
- なぜ、森本祐樹はお調子者なのか?
- 暗黒高校時代〜運命の相方
- 社会人グダグダ祭り
- 何故か初対面から認めていた森本祐樹
- カナダへの旅立ち
- またしても借金まみれで帰国、そしてまた借金、借金、そして起業!
- 刹那の0日婚
- ジョージ誕生〜難病筋ジストロフィー発覚〜
- proof of a life 〜命の証明〜
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プロフィール、喜怒哀楽、hideの部屋
hide「それでは早速プロフィールから聞かせてください。」
森本「僕が何者かって事ですよね? 僕は今、、35歳、、合同会社Benefitという会社を経営してます」
hide「ベネフィットという会社はどういった事をしてる会社ですか?」
森本「今は革製品Erfolgと、、2019年11月からSpin Babyという[赤ちゃんブランド]を立ち上げています そちらのSpin Babyがメインで革製品は趣味的な位置になっていきます」
暖かくて優しい、本物を追求するオーガニックブランド | SpinBaby
hide「通販会社、小売業を営んでおられると」
森本「はい!」
hide「今日は喋りやすい人なんで、、データベースからサクッと行きたいなと、後半ブチage型で」
hide「まずは人物像から 森本祐樹の喜怒哀楽を聞かせてください」
喜び
人に頼られた時
人に必要とされた時
怒り
バカにされた時
蔑まされたような雰囲気
哀しみ
友人がバカにされた時
怒りと結びついてる
楽しい
前向きな話をしてる時
未来の話
hide「そんな森本祐樹ですが、インタビュアーを僕なんぞがやらしてもらってまして、僕にちなんで 好きなゲームと漫画と音楽を聞かせていただいております。なんだか森本君とはあまり盛り上がらなさそうなのでサラッと流してしまっていいですかね、、」
森本「一応みんなやってんすから ちゃんと僕のもやってくださいよ!」
hide「んーじゃあ 好きなゲームは?」
森本「一番はマリオカート!」
hide「無理にそれっぽい答え用意してきてない?大丈夫?」
森本「学生の時4年間ずっとマリオカートとスマブラやってたんすよ!朝5時まで その頃の友達も経営者になっててまだ繋がってますよ」
(経営者バトルなんてやっても面白そう)
hide「好きな漫画ってなかったらとばそか?」
森本「ありますから!ちゃんとやってください! ダイの大冒険!幽☆遊☆白書!スラムダンクは何回も読み直しました!ただ、、知識全然ないです」
hide「何回も読んだのに?」
森本「そう!だから みんな記憶力スゲェなって、、」
hide「でも、僕スラムダンクって実は未体験で、、名言とか教えてもらえませんか?」
森本「あれ、、ですよ、、諦めたらそこで試合終了ですよ」
hide「俺でも知ってるわ!」
(一同爆笑)
森本「いやいやいや、やっぱりアレが一番!当時響きましたね、、安西先生の」
hide「あのメッセージは何がいいんでしょう?まぁ、、あきらめるなよ!ってメッセージなんだろうけど、、」
森本「基本的に僕、ずっと諦めてきたんですよ、、スポーツとかも中途半端で 自分には刺さりましたね、、」
hide「なるほど、、好きな音楽は?」
森本「音楽ね、、」
hide「音楽が案外 一番興味ないというか深みないよね、、森本君って」
森本「や、そうなんすよ、音楽はね、、ほんとモテたいためだけに覚えてただけで、、」
hide「結婚式のムービーに使いたいからって森本君の好きなアーティスト教えて欲しいって言われて、、あいつ好きなアーティストとかいないですよ(笑)って答えたもんな、、」
(一同爆笑)
森本「酷い!」
hide「だってないやん!」
森本「僕 女の子が好きな奴が好きなんすよ、EXILEとか、、」
hide「自分の感性じゃないのね?音楽に関しては」
森本「そうなんです、誰かが好きな物が好きで、、女の子を喜ばせたくて 」
hide「人の為に、、、って書いたら聞こえはいいけど、、僕の記事読む人って音楽好きな人多いからさ、、ここで既に寒ぅー!ってならへん?後半巻き返せる?このインタビュー、、」
森本「そこはええように書いてくださいよ。誰かが僕の歌で喜んでくれるのがめちゃ嬉しいんすよ。」
hide「歌手でもないのに! いや、まぁ、、そうね、、小谷(ホームレス)さんもゆうてたもんね、いやでも素敵やなぁ そんな楽しみ方も」
森本「人前で歌うのが大好きなんすよ!キャーキャー言われたい!」
そんな森本祐樹はタムココサロン忘年会Zeppベイサイドでも歌声を披露!
とにかくチャラついた男だなぁ、、と。
音楽=作品に対する思い入れとか物語を重視する僕にとって 女の子にモテたいからというスタート(男子はだいたいがコレ!)は 一つも共感できないんだけど 今、思えば 女の子にモテたい!って 女の子の為に!とピュアに考えると繋がるので 結果 優しい男だよなぁ とも思ったりもする。今は!
さて、勝手知ったるインタビュー、この調子で非常に長くなりますが 最後らへんだけでも絶対読んでください!最後らへんだけでも!
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なぜ、森本祐樹はお調子者なのか?
hide「では、森本祐樹のお調子者ストーリーを聞いていきたいなと思います」
森本「見出しが酷い!まぁいいや、、僕4人兄妹なんすよ、、で、真ん中っ子なので 家族の空気をずっと読んでたんです。みんなにずっと気を遣ってた、、両親から褒められて育ってないんすよね、、最近みんな男前やなーとか たまにゆうてくれるやないすか?」
hide(知らんがな)
森本「でも家でそんなこと言われたことなくて、なんならお前ブサイクやな!ぐらい言われてて、、兄妹のことが羨ましかった。だから僕は家族の中で ひょうきん者のポジションをとりにいったんです」
hide「家族が喜んで欲しいってのがあったんですね」
森本「人見知りとかも小さい頃から全くなく、小学校高学年ぐらいから委員長とかにも選ばれてました。 中学のころからは色んな役に立候補したりしてました」
hide「目立つのも嬉しかった?」
森本「そう!だけど 実は先頭に立つのは好きじゃなくて、、内申点の為にやってました(笑)」
hide「へぇー!」
森本「自転車で4人ぐらいで 動くじゃないですか? あの先頭になるのがめちゃくちゃ嫌で、、すぐに先頭になったら下がってたんです。それがなんでかなぁって考えたら、、僕は人から嫌われたくないんですよ、全員に好かれたい!トップって嫌われがちじゃないですか?」
hide「んー、まぁそうね」
森本「その空気が嫌で 常に2番手でおろう!ってしてたんです。だからあの、、こないだ取材してた松岡君の イジメの話あるじゃないですか?」
(このイジメの中核に居た男がこの男森本である!最低だ!!)
森本「僕、あの件もトップじゃないんです。2番手なんです、。そうして誰にも嫌われないポジションを確立してました」
hide「いまんとこ ひとつもええとこないけど大丈夫?そのまま記事にして(笑)」
森本「巻き返します!」
hide「2番手が好きなのに何で色々立候補したりしたの?」
森本「兄が高校受験に失敗して 僕は何が何でも公立に行かないといけない!って思ってましたから」
hide「高校もまぁ言えば親の為に、、みたいなところがあった?」
森本「ありましたねー、、兄がヤンキーなりましたし(笑)でね、、ここからが僕の地獄なんです、、」
hide「じゃあ、、続きは有料で、、」
森本「誰かそれ見てくれます!?」
hide「誇大広告やな、、」
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暗黒高校時代〜運命の相方
hide「では地獄の高校時代をお聞かせください」
森本「入学式に先生に呼び出され、次の日には坊主にさせられまして、、まず友達できないじゃないですか?」
hide「(笑) そうなんかな?」
森本「野球部でもないのに野球部に思われて先輩には怒られるし、、カラに閉じこもったんですよ モテないし、、友達も作れなかった、 小学中学とイジめた側にいたんで、、反省もあり高校はイジめられてみようって思ったんです」
hide(全然意味わからんぞ)
森本「気弱な性格で1年間過ごしたら、、普通にイジめられるようになるんです。 一番嫌なのが頭に香水かけられるのが嫌でしたね、、で いよいよ我慢ならんくなってキレるんすね。 で、やっぱりキレるとめちゃくちゃ仲良くなるんですよ。 こないだの結婚式に来てた友達グループがそいつらです」
hide「へぇー!」
森本「いじめられてみてわかったのが いじめられる側ってのは精神的に前に出れないんだなって、、結局イジメが解決しても高校はたいして面白くなかったですし、友達もすぐ切っちゃったりで なんか色々と病んでましたね 」
hide「いや、、ちょっと待って、、全然イマイチ意味がわからんくて、、何で病んだの?ハゲたから?」
森本「いや、ハゲもだし、モテないし、、楽しいこともなかったし、、なんか、、そうだ!謹慎なったんすよ!その時に友達に裏切られたんすよ、謹慎とけたあとにもまたタバコ持ってますよ!ってリークされて謹慎なったり で、もう友達イラネって空気に自分がなっちゃった」
hide「ハゲと謹慎の高校時代か」
森本「なんか10人ぐらい謹慎なって お前以外みんな吐いたぞ!って、、僕は最後まで吸ってないってゆってたのに、、お前ら吐くんかい、、って思って、、」
hide「、、、、でも、、吸ってたんやんな?」
森本「吸ってました!」
hide「どないやねん!!ええ話まだか!?使えるか!?この話!?」
森本「(笑)そのころは音楽なんかもやってて、、小学からの友だちがヤサグレてる僕を心配して家にも来てくれたりするんすけど僕は、それもはねのけてて」
hide「もう友達取材しにいくわ、、」
森本「待って!で、、その友達の仲良い友達が飼ってる犬が亡くなったんすよ。で、その心配してくれてた友達が曲を作ったんです。 犬の曲を。それを一緒に歌ってくれや!って家からだしてくれたんです。」
hide「やっぱりその友達を取材しにいくわ、、」
森本「テープにレコーディングして その犬が亡くなった友達にプレゼントしたら 家族みんなで泣きながら感謝されて、、その時に心がええ感じに溶けた感じはありましたね」
奇しくも幼いころイジメてた友達と同様
音楽によって救われていた森本祐樹
「姫路の天才 松岡裕喜 その正体へご招待」 キャンディ姫路hideの全力他己紹介インタビュー2人目 - 毎日hideブログ「否定の肯定 肯定の否定」
音楽そのものというか、、音楽の持つ人の心を救う力みたいなものに魅了されているのがよくわかる。
自分の歌で誰かが楽しんでくれるのが嬉しい。自分の為でない音楽。そんなのもまた一つだなぁと思った。
森本「大学はなんもないんすよねぇ」
hide「なかったらええよ、、」
森本「、、取材、、飽きてないっすよね!? クラスの下から3番目の学力の僕が猛勉強して大学へ行ったんすよ、姫路からでたくて大阪へ!」
hide「さあ、そんな大学時代は?」
森本「今 会社を僕がやってる理由となる人と出会いました」
hide「、、いや、、その話がいるやろ?その話聞かせてくださいよ、、ハゲとかタバコで謹慎とかどないでもええがな、、」
森本「えー、いきなり入学式後日ぐらいに授業の前に口に含んだ水をぶっかけられたんすよ頭から」
hide「作り話はええで、、」
森本「(笑)ホントにホントに!夜間の大学やったから変なやつ多くて、、大阪来てからは、また性格を変えて僕も思ってること全部言おうとブチ切れ生活が始まったんすよ で、ケンカもして、、口から水かけてきたやつと一緒に後々会社することになるんすね リー君。彼との事は後々」
周りの顔色を伺うだけだったお調子者森本祐樹は紆余曲折を経て自分の意思を強く持ち社会人となっていく。
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社会人グダグダ祭り
森本「初めての就職は半年で辞めました」
hide「なんでまた?(もう丁寧語ですらない)」
森本「典型的な超絶ブラック企業だったんです」
hide「会社名教えてもらっていい?」
森本「k.....って言えるか!!何 言わすねん!」
(一同爆笑)
森本「残業代も固定給に含まれてて、定時帰りはバッシング、、最後は伝票投げつけて帰りました(ドヤァ)」
hide「、、、ドヤ顔されてもあんまりカッコよく書かれへんで、、」
森本「でも、自分自身が情けなくて号泣しましたね、、工場長に相談したんです。 そしたら工場長めちゃくちゃ話聞いてくれて、俺が会社を変える!変わらんかったら辞めていい!って」
hide「おお!!」
森本「でも変わんなかったんすよね(笑)、、で、辞めました」
hide「ちょっと待って!!まだええ話がでてこーへん!」
読者の皆様申し訳ございません、5000字を過ぎたのにも関わらず これといって熱い話を聞き出せておりません、、僕が悪いのか、、ゲストが悪いのか、、でもちょっと待ってください!絶対に最後まで読んでほしいんです!!
森本「挫折して姫路に帰ってきて親父を頼りました。すると 会社を紹介してくれて親父のことは隠してそこに入ったんです。 その時の親父のリアクションが 「アホやなお前!」 ですよ。 実は親父は自分がムカついて辞めたところを僕に紹介してきてたんです!」
hide「なんかもうおもろい話しかないなぁ」
森本「機械設計がしたかったのに営業にまわされて、、そこも辞めました」
hide「営業向きでしょーに(笑)」
森本「このころに僕、海外に興味を持ち出してて、、お金を貯めだしましたね、と、同時に輸入販売を自分でやりだしました。大学の友人リー君に教わりながら。」
hide「おー!」
森本「で、海外の為に貯めてた貯金を溶かしました(笑)」
hide「グダグダすぎる!」
森本「このころですよhideさんと会ったの!」
(バーテンダーの仕事とはアーティスト気取りで誕生日に歌を歌うことと僕は語る)←嘘です
hide「このころがバーテンダー時代かぁ、、」
森本「バーを2件掛け持ちして、昼も仕事して、、の生活。それでお金を再び貯めて、、カナダへ行きました」
(バーテンダーの仕事は鍋の蓋で日本酒を飲むこと!と彼は語る)←嘘です!
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何故か初対面から認めていた森本祐樹
ただでさえ長いのに閑話休題で申し訳ない。
僕と森本君はこのころに出会うのだけれど、ご覧の通りお調子者だった森本祐樹。周りからもとにかくイジられてたし、いい加減な雰囲気の奴だった。
だけれども僕は何故か初対面の時から「こいつは何かええ感じのやつやな!」と感じて、凄く細々とした活動を応援してたんですよね。
カナダへ行くことも馬鹿にされることが多かった中、僕はめっちゃええやん!みたいに言うてたらしく、その時のことを彼はずっと語ってくれてます。
そしてカナダから帰ってきたら一人で僕のお店を訪ねてきてくれて hideさんFacebook見てますよ!めちゃくちゃおもろいことしてますやん!って なって今に至る。のが僕たちの関係。
事あるごとにめちゃくちゃ応援してくれて、恩があるのだとしたらすでに返しきられてオーバーギブされてるようなもん。
だもんで こっから先は真面目に取材ブログ書きます(笑)
前半読まなくて大丈夫なやつでした←
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カナダへの旅立ち
hide「なんでカナダへ行こうと?」
森本「英語が今後本当に必要だと思ったんですよ」
hide「で、喋れるようには?」
森本「外国の人いたら おー!ってなる感じには。こないだ簡単な通訳の仕事もしましたよ」
通訳の仕事
簡単なのできるそーでーす。
森本「やりたいこと探し、、みたいなところもありました、、そして、、借金を背負って帰ってきました、、100万持っていって、、半年 保たなかった!」
hide「かかるやろなぁ、、」
森本「カナダで30万払って わけのわからん輸入塾に通ったりしてました」
hide「それやん!!寒ぅ!」
hide「もうちょっと真面目にカナダの話を聞いてみたいです」
森本「確かに!あのー、、まず初日、、空港で案内が来なくて一泊しました、、。」
hide「しんどい!」
森本「やりとりが通じなくて、、ホームステイ先も留学生の受け入れが初めての家で、、申し訳ないんですけど 食事が合わない、、」
hide「贅沢言うな!」
森本「僕、絶対に日本人と喋らない!日本人に頼らないぞ!って決めてたんです。」
hide「そうなんだ!かっこええやん!」
森本「2週間で心折れて喋りました」
hide「だっさい!!」
森本「いや、もう苦しくて、、すみません!助けてください、、って その時の人はこないだ結婚式にも来てくれました」
hide「なんやかんやと愛されてるよね」
森本「なんとかやっていける感じになって 日本料理の店で働き出すんですよ。
少しずつ信頼関係ができて、お店のオーナーに
「ゆうきさんランチやってみます?」
って声をかけていただいて、ソッコーで「はいっ」って言って英語も話せないのに(笑)」
森本「で、ランチを1人で任されるようになって、、そしたら英語もできるようになってきて、、1人でまわしてるもんだからお客さんもチップくれたりして、、めちゃくちゃ楽しくなっちゃって」
hide「凄い!ワンオペもやりがいあるね」
(ジャパニーズワンオペ)
森本「ただ当時働いているスタッフが楽しそうじゃなかったからスタッフも今度は巻き込んで みんなでチップもらいまくろうぜ!って そしたら職場がめちゃくちゃ良くなったんすよね」
hide「最高やなぁ」
森本「最後にその店に恩返ししたくて、その店に在住してる日本人集めまくって50人でパーティーしたんすよ」
hide「面白いし素敵!」
森本「あ、あとパスポート落としました!これがカナダで1番の事件です!」
hide「その話はええわ、、もう大概長いんよ」
パスポート無くしても帰れるらしいので その辺の話を聞きたい人は是非直接^_^
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またしても借金まみれで帰国、そしてまた借金、借金、そして起業!
森本「結局 様々な体験はしたものの、目立つ成果はあげられず借金まみれで帰国です」
hide「どうしたの?」
森本「尼崎に行き あのリー君を頼りました。頭下げて、頼む!雇ってくれと!お金いらん!寝泊りさせてくれ!と」
hide「おおー」
森本「絶対オッケーもらえると思っていったんすけど、、嫌や、、って言われました」
森本「あ、もう死んだって思った。 リー君は友達と働きたくないって言う理由だったんです。それでも何度も何度も頭を下げました」
hide「すると?」
森本「嫌やって言われました」
森本「でも100万貸してやる!と これでやれ!って その元手で個人事業を立ち上げました。 当時の売上、、月に10万、家賃8万でした」
hide「売上が8万?純利でなく?」
森本「純利は3万でした。ゴリゴリの赤です これが2014年」
hide「最近(笑)」
森本「とにかくキャッシュがない、、バイトしようとしたらリー君に怒られました」
hide「それはアカンぞと」
森本「とにかくめちゃくちゃ仕事しました。籠もってこもって仕事しかしてなかった。でも半年で資金ショート。もう100万借りに行こうとしたんです。リー君に そしたら国から借りろ!って言われて そこで国から借りられる事を知ったんです」
hide「なるほど」
森本「でもネット販売って信用がなくて、、貸せませんって言われて 実績もないし、、厳しいと担当の方からも言われ、、その時に急に1人の女性が来たんです。 森本君?って」
hide「ふむふむ(しょーもないオチちゃうやろなぁ、、)」
森本「なんと小学校の同級生で 当時そんなに絡みもなかったのに この子ええ子やから!どうにかしたって!!って頼み込んでくれて」
hide「へぇー(めっちゃええ話やん!)」
森本「その子がいなかったらお金借りれてなかった。 ホントこれを機に売上も伸びてきて、、生活も安定してきて、、借金も順調に返して、リー君も認めてくれるようになって、、」
hide「流れが上向きに」
森本「そう、そこでリー君から 今やってる形態は辞めて 法人としてやろうや!って提案されて立ち上げたのが今の会社 合同会社Benefitです」
hide「キター!」
森本「ここでやっとリー君と肩を並べて仕事できるようになったんです。タッグ組んで これは感動しましたね、、」
hide「人の人生って面白いなぁ」
森本「今は僕が買い取らせていただいて個人でやってます」
hide「そんなストーリーがあったんやね、、」
hide「そして、今年は何と言ってもあの期待の新ブランドやね!その前にご結婚を祝しながらその話も聞きたい!」
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刹那の0日婚
hide「先日 ステキな結婚式に出席させていただきましたが その結婚について話をしたいなと」
森本「行きましょう!」
hide「そろそろお酒飲もう!」
(一同爆笑)
森本「奥さんとはリー君の新築祝いで初めて会ったんですよ!で、最初はそんなにタイプでなくて、、だけど なんか、、タイプではないけど仲良くなったんすよね」
そして!とんでもない事をこの男は口走る!!
森本「僕ね、、これ、、書いてもらっていいのかどうかわかんないんすけど、、」
hide「ん?」
森本「あの、、父子家庭でいいから子供ほしいって言い出すんですよ」
hide「父子家庭でいい?」
???
森本「嫁はいらん!子供は欲しいって言ったんです」
???
hide「どーゆーこと!?全っ然意味わからへん」
森本「これ みんなにクズや言われるんですけど」
hide「なになになになに? 産んで寄越せってこと!?やんな?(言葉が汚くてごめんなさい)」
森本「子供がホント欲しくて、、でも嫁は欲しくなかったんですよ、、」
hide「いやいやいやいや 怖い怖い怖い怖い 意味わからへん」
森本「いや、なんか 良い感じの夫婦生活を今まで周りに見てこなかったんで、、それがなんか嫌だったんすよね、、みんななんか我慢してて」
hide「それはわかる、、人生を楽しんでる良い見本の夫婦が少ないよね」
森本「でも子供はめちゃくちゃ可愛いと だから子供は欲しいけど結婚はしたくない、、と嫁に言ってしまうという」
hide「、、、、、、、、それ、、言われた彼女のリアクションは?」
森本「号泣です」
hide「これホンマあかんな、、書いてええの?」
森本「ヤバイような気はします」
その昔、初対面でこいつはええ感じのやつや!と感じた僕の 見る目を疑います。
森本「でも そんなクズな僕も 嫁と、さらに嫁とその家族の余りにもの素敵すぎる人間性に心が奪われて行きまして」
hide「ちゃんとしよう、、ホンマに」
森本「できちゃった婚にも関わらず僕をみんな全肯定してくれたんです、、それが大きかったですね、、」
こうして付き合って0日で婚約するという
クズ祐樹と神嫁の物語が始まるのでした。
結婚を前に奥さんに森本祐樹はこう語ります
「10年経たないと僕らは認められないと思う。できちゃった婚、しかも交際0日なんて世間では認められない。我慢することになる、結婚は簡単だけど僕らは苦労する。世間からのバッシングを僕らはクリアしないといけない、だけど長く幸せにしてたら人の見た目は必ず変わる。耐えれるか?耐えてくれるか?」と
そして、僕も体験させてもらったのだけれど 凄く素敵な結婚式をして、友人達もこぞって勇気を貰えたという。
過去は変えられる
そう、失敗かもしれない過去を 一つ成功に変えたのだ。
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ジョージ誕生〜難病筋ジストロフィー発覚〜
hide「そして いよいよ ジョージ誕生の話を」
森本「これまでクズな動きしかしてないので、出産に関してはフルパーフェクトを目指しました。10日前から断酒する事も計算してました。だけど緊急の陣痛が来たのが2週間前 ちょうどベロベロに酔っ払ってしまってる時でした。 だけど連絡が来た時はめちゃくちゃ冷静で」
hide「酔いもパッと覚めた感じ?」
森本「ですね。いよいよくる!病院連絡するってなって、僕、酔ってるんすけど もう完全に必要事項が頭に入ってて」
hide「カッコいい!」
森本「出産が1番 奥さんが大変、苦労するって色んな話を聞いてたので とにかくここは1番力になるぞ!と、、アクシデントに関わらずめちゃくちゃ綺麗にスムーズに行きました」
ここから先は幸せしかない!
そう信じて止まない家族に運命の悪戯と呼ぶにはあまりにも過酷な出来事が待ち受けていました。
僕も正直なところ、どう文字にして良いかわかりません。だけど全力で伝え切りたいと思います。
「遺伝疾患です」
「筋肉が壊死します」
「助けて」と言える世界に - 今日は昨日の我に勝て!Erfolg 姫路
初めての子供、初めて授かった命は
「筋ジストロフィー」という難病に侵されていた。 筋ジストロフィーの中でもディシュンヌ型、、、最も望みが薄く、4歳で発病し、18歳で亡くなる事が、、「今の医療」では確定されているという。
森本「1日は泣き崩れましたよ、さすがに、、嫁はもっとですけど」
森本祐樹はこんな事実を背負いながら、、僕たちともずっと遊んだりしていた。
辛い素振りなど微塵も感じさせず、、
誰よりも明るく、、
誰よりも笑顔で、、
初めて打ち明けられた日はキャンディ姫路でみんなで、、それでもなんていうか、、前向きな話をしていた。
「今、助からない病気なだけやん」
「前例がない事を作り出せるかもしれんな」
「最初からわかったからこそ出来る事も多いな」
誰一人 慰めることもなく、ひたすら事実と向き合い事実と戦う事を考えていた。
森本「僕が落ち込んでも仕方ないし、意味ないですから」
インタビュー終盤、、姫路屈指のお調子者の目には おちゃらけた輝きはなかった。
そして命を賭けた戦いが、、
ジョージの人生の戦いが始まる、、!!
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proof of a life 〜命の証明〜
森本「とにかく夫婦の会話も空気も暗かった、、その時に どうにかしないと、、と思い続けてたんですよ」
hide「だよね」
森本「で、、僕、考えたんです、ジョージをぶち上げてやろう!って こいつの生きた証を作り続けよう!って」
これこそが合同会社Benefitの新ブランド「Spin Baby」の誕生である。
(写真はジョージ本人!)
暖かくて優しい、本物を追求するオーガニックブランド | SpinBaby
森本「赤ちゃんブランドを作りました!生まれてくる赤ちゃんの為のブランド。お祝いの為のブランドです。それがSpin Baby〜proof of a life〜 プルーフオブアライフの和訳は「命の証明」です。」
hide「、、、、、俺、、多分 ジョージが成長してきたら泣くと思う」
このSpin Babyのサブネームは かつて自分がイジメていた友人 キャンディ姫路で再会して親友となった松岡裕樹が考えたのだと言う。
残酷な運命は奇跡により一つ一つ
「縁」
となり確実に打ち破れる物に変わっていっている。
そして奇跡は一つではない
これまた偶然が重なり再開した同級生は まさに難病治療の研究に携わる科学者として活躍していた!!
僕に出来ることは奇跡の後押し。
一ミリでも一ミクロでも前に、、この奇跡を具現化に近づける!!
Spin Baby〜proof of a life〜
出産祝いに特化したブランド
アトピーやアレルギーに優しい嘘偽りのない「真実の」オーガニック
ジョージの生きる証をみんなで作っていけたら、、、
この世界一優しい赤ちゃんブランドが文字通り世界一になれたら、、、
奇跡は掴めると思います。
姫路で頑張っているこの男に
姫路屈指のこのお調子者に
姫路で1番優しいこのピエロに
どうか皆様のお力をお貸しください
ゲスト 森本祐樹andジョージ
インタビューライター hide
カメラマン hiroaki Arimoto and 田村慶明
過去取材シリーズはこちらから!