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ポルカリターンの商品「バズる文章教室解説」一部紹介

最近買ったこの本、こないだ東京行きの途中に一気読みしました。

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実は昨日たてたポルカ(マジで1分で目標達成して、そこからも大勢の人に応援購入されて感動してます。)のリターンに この本の僕視点の解説というのがあります。

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このように49項目ある全てに解説するのですが、今日はそのウチの8つを紹介しますね。


支援購入できない人にも少しだけでも共有したくて(^^) あと、あわよくばオモロイと思ってもらえたら購入してー!みたいな。

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佐々木俊尚著の文

「世界を代表する三つの国の映画産業

アメリカ映画とフランス映画、そして日本映画の違いって何だろうか?

そういう問題提起がある。」

 

アメリカ映画は物語を描き

フランス映画は人間関係を描き

日本映画は風景を描く」


この文は後半、各国の文化の差とメディアの差について言及していく。

最初に読者にわかりやすい映画の話をしてから本題に近づけていくという手法だそう。

 


いきなり飲食店の「ABC分析」の話をするのではなく、カルボナーラプッタネスカジェノベーゼだとどれが一番よくオーダーされると思いますか?っていう問いかけからスタートした方が読者に近いよねー、、というお話。


気をつけないといけなくて、僕もできてないなぁと思うのが

 「見下ろして書くのではなく近づいて書くということ」

この表現は読者はどうせわからないだろうから、、という立ち位置ではなく、この表現より違う表現をして、読者と近いところから話そう!という気の持ち方が大事だと書かれていました。


ここはかなり僕も反省で、他者目線をふりかざして他者を見下していては文章に慇懃無礼(いんぎんぶれい)な傲慢さがでます。

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綿矢りさ著の文

「さかきちゃんは美人。

でも亜美ちゃんはもっと美人。

明白な事実。」


例文

僕が好きなものはビジュアル系ですね。

それからパスタも好きです。

仕事で腹が立つことがあっても、

どちらかがあれば元気になれます。


これを「綿矢りさ」さん風にすると

僕が好きなものはビジュアル系。

それからパスタ。

腹が立つ仕事。でもどちらかあれば元気。


この手法は「体現止め」と言われるらしい。


これを「綿矢りさ」さんという方がよく使うそうなのですが、僕は存じ上げなくて、、この本にはこんな風に49人の文豪の手法が記されています。

恥ずかしながら知識のない僕は文章を見たことがあるのは3人ほど、名前を知ってる人で15人ほどです。


いかに勉強してきてないかがわかります(笑)


この「体現止め」という手法ですが、僕はTwitterがめちゃくちゃ練習になると思います。なぜなら140文字でおさめないといけないので、長文になるとハミダシタ部分を消さねばならず、それでいて読んでみておかしくないように仕上げないといけない。


そんな時にこの体現止めの手法が必ず役に立ちます。知らず知らずのうちにシャープでユニークな文章が身につくというわけです。

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向田邦子著の文

「今から考えればませていたとはいえ、小学校五年の子供に夏目漱石がどれほどわかったのか疑問です」


これはあくまで「僕は」まったく共感できなかった所の一つ。

読めないような漢字を振り仮名ナシで使うのは重厚な書籍以外はどうかと思うけど常用漢字で漢字に出来るところは出来るだけ漢字にした方が文章も短くなるし、見た目も良いなぁと思います。


もちろん 平仮名で書くことで強調できる手法もありますが、基本的には漢字を使っていきたいなー、、


こんな風に自分と違う事、共感できない事も書かれてあるのが嬉しい。共感しかない本はちょっと気持ち悪い(良質なら凄い本)

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  • 井上都の冷静力について


井上都著の文

「2月の寒い日、顔も洗わず髪もすかずに息子を背に夕飯を作っていると、彼が揚げ物を片手に銭湯から帰って来てホイと無言でそれを私に[手渡した] 万事手際が悪く、2時間、3時間台所に立ちながら何一つ食卓に並べられない私を見越しての[手土産だった]


包みを開くと手羽元の揚げ物数本と、アジのフライ、コロッケ一つが入っていた。手羽元は自分用、アジとコロッケは[私にだと言う]

これでおかずは助かったと内心思いながら「なに、これ?」と可愛げのない言葉を返し、私は背中で眠る子をおぶったまま甘いソースをジャバジャバかけて苦虫をかみつぶしたような顔をして[食べた]

隣で焼酎を飲み始めた彼から銭湯の湯気の匂いがして、それが真冬の[外気の冷たさを思わせた] 」


またまた反対意見になっちゃうんですが(笑)ちょっと長くなりました↑の文章。


これはあえて感情を書かずに行為だけを描いてある文章とのことです。行間にある感情が皆さんには読めますか?


僕にはまったく読めませんでした!!

文中を[]で括ったところが行為だけに特化したポイントです。


で、この文章に感情を足すと

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内心喜びながら表面上は「なに、これ?」


特別美味しいコロッケではなかったけれど、あの時間はいま思えば楽しかったように思う。


真冬の外気の冷たさを思わせた。私はなんだかんだ、彼のことが好きだった。

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みたいになり興醒めだと著書は言います。


これも僕には全く理解できなくて、なんならそんな感情が行間に隠されてるなんて1ミリも感じとれなくて、なんならムカついてるとか寂しいとか負の感情なんじゃね?とすら思ってしまった。


著書全体で読めば変わるのかもだけど、こんな表現を読み取ってね!と言われる内容は僕にはちょっとしんどい。

し、正確に読み取る自信がない。


こーゆーのは小説で鍛えられるのかなぁ。

やはり僕は懇切丁寧に感情を書く文章が良いなぁ。


この文で行間を読む力が試されるのならば僕も行間読めない人でした、、、

皆さん!安心してください!!(笑)

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  • 江戸小噺の小粋力


これは江戸小噺って名前ではなくて、江戸の小噺から学ぶってことかな?それとも名前なのか?


またまた反対意見になります。なんかゴメン(笑)


江戸小噺の文〜あらすじのみ

鰻屋のそばに引っ越して来て鰻の匂いを嗅いでいると、月末になんと鰻の匂い嗅ぎ代!なんてのを徴収しようとしてきた!

男は「匂いを嗅ぐだけで金取るのかい、わかったわかった」とい言い財布から金を出しての中でジャラジャラ音を立て、「さあ、この音を受け取ってくだされ」と言った。


こんな感じで物語が終わります。

「うなぎのかぎ賃」という小噺。


要は「匂い」でお金とろうってんだから

こちとら「音」で支払ってやるよ。っていう笑点的なお返しがオチなんですが、僕はこーゆーのもですね、、瞬時にピンとこないというか、、あの、、そーゆーのを「考えるモード」で本を読まないのでめんどくさくなっちゃう。

 

なぞなぞでーす!って言われたら「考えるモード」で読むけど 推理小説なんかもイチイチ僕考えない。物語が見たいだけ。


オチの説明されたら、すぐに理解できるけど、そこを読み解く面白さみたいなものを僕は本に求めてないんだなー。


だから僕がこんなオチのある話を書くと「説明しすぎて余白のない文章」になるんですね(笑)

つくづく僕は「粋」とは遠い位置にいるようです、ちくしょう!!

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やっと分かる人でてきた(笑)

でも顔はわからない←


松井玲奈著の文

「こんにちは。 わ、なのか、は、なのか悩むこと、ありませんか?そういう時思い出すのが、吉本新喜劇。 「こんにちはー」ってわの発音じゃなく、はの発音で入ってくる人の事を思い出して、そうそう、はだったって安心します。」


これは出来事を「吉本新喜劇」という誰もが知ってる事を引き出しながら より多くの国民に伝えられている。という例文。


ここで個人的に残念なことが2つ。

僕はこの吉本新喜劇のネタを知らないということ。と こんにちわ だと結構重た目に思っていたということです、、、


文章のレベルアップは遠そうだ、、。


そして誰もが知っている事って本当に細分化によりなくなってきてるなぁと思いました。

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岡本かの子著の文

「いつも寝いればなかなか起きないこの人がたやすく起きる。そして涙ぐみつつふたり茶をのむ夜ふけ---外にはかすかな木枯しの風。」


ラストを結論ではなく情景描写にして読後感を生む。この手法を極めてよく使う人を僕はよく知っています。


またまた登場の田村有樹子です。

田村さんはよく、なんやらかんやら、、と長文を書いてラストに そんな気分にふける秋の夕暮れ。、、とか タクシーの中から思うニューヨークの夜。とか そんな言い回しをしています。

その通りの文ではないかもだけど、こんな感じの文ってこと。僕はかなりそれが印象的で特徴的だなぁといつも読んでました。

僕の中ではこの手法は「田村式」と読んでます(笑)


つまり田村さんの文章も極めて作家的ということです。そして田村さんが作家を目指してるとか勉強をしてるとか、そんな話はないんだけど、なんで素敵な文章が書けるか?と言えば 経験と体験の多さ。そして量です。


言葉は体験から引き出せる、言語化は数をこなせば鍛えられる。です。


この書籍の大半の手法を僕も実は使っていました。それは教えられたわけではなくて、まぁそーゆーことです。


付け加えるなら僕の文章の書き方もそこから踏まえて特徴があると思います。

話し言葉的というか、、雑力というか(笑)

そんなのもポルカ特典には付け加えようかな、、てかポルカ特典の文章量、そこそこの量になるなぁ、、色々特典ついて1000円で結構おススメですよ(^^)

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しつこい!!でもこれは支援要請ではなく商品販売です!ここ!大事なとこ!

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ナンシー関著の文

武田鉄矢が人気者であると思うたび、私は日本という国が嫌になる。、、中略、、いい仕事をすれば人気が上がる、という全くの正論さえ武田鉄矢には当てはまらないと信じていた。それは武田鉄矢には、人を辟易させる過剰さがあるからだ。」


これ、この書籍の終盤に紹介されてるんだけどかなり異質なんですよね、、よくこんなの例文としてもってきたな、、と思った。


武田鉄矢さんに何の思い入れもないけどただただ不快な文章。ごめんなさい。

人を名指しでこき下ろすのは憎しみでしか成立してはいけない。(憎しみは感情だからわからなくはない)

これをロジックで読み解いて、これはただディスってるわけじゃないなどと言われても理解が追いつかない。

昨今の政治批判にも通じるものがあるなぁ。


とにかくこの論調、この感覚で発信する人には近づかないし距離を置きます。


否定は必ず誰かを傷つけます。

悪口陰口を武器にまで昇華するなんて並大抵の器量と技量と度量ではできない。


絶対に真似をしてはいけない手法の一つです。

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  • 支援購入もし良ければお願いします🤲

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もう目標金額は超過達成させていただいてますのでここからは買い物として

 

  • 1.支援を可視化したポスターを店舗掲載

 

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  • 2.タイ満喫Facebookグループ招待

 

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  • 3.そして この「バズる文章教室」の完全版!あと41項目追加版の共有。キツいな!!(笑)


あ、本と合わせて読むと、より面白いと思うので3000円以上支援で書籍も郵送します。

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書籍の値段は1500なので郵送代と込みで1000円支援とほぼ同義ですね(^^)

その際は僕に住所などDMください。ポルカは連絡とりにくいので(^^)

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今のところメッセンジャーグループでPDF化して配布しようと思ってますので、文字装飾などは施しません。ので このブログも書籍解説部分は文字装飾などをしてません。

 

でももっと読みやすく見て欲しいから新しいブログアカウント使って鍵ブログ化しようかなぁ、、と思ってるので さらに面白くなると思います。